佐藤 紀子  在大阪モンゴル国名誉領事からのご挨拶
佐藤紀子名誉領事
佐藤紀子名誉領事
  1990年の民主化を契機にモンゴルと日本の往来が盛んになり、年々日本人のモンゴル渡航者は増え続けています。

  モンゴルと日本は、遊牧騎馬民族と農耕民族に分けられますが、血液学的にも最も近い民族だといわれ、また民族学上も非常に類似点が多く互いに引き合うものがあるように思います。感性の響き方がよく似ていると思うのは私だけではないでしょう。91年の冷戦構造の崩壊以降、国際事情は大きく変わり、民主化・市場経済化の進展に伴い、モンゴルにとってなじみのない社会改革が続き、今なおそれは試練に近い状態で続いています。こういうときだからこそ私たちは隣人としてともに悩み喜び合える間柄でいたいと願うのです。

  高齢化問題が噴出している日本とは正反対、若者の国モンゴルはその知性を磨きエネルギーを生かして柔軟に国造りを始めたばかりです。若い国モンゴルには足りないものがたくさんあります。たとえば情報、あるいは経験など。でもそれらはみな時間をかければ補えることばかりです。政治、経済、教育、医療、環境または文化継承など、いろんな分野でモンゴルが克服すべき事柄に取り組むとき、何か役割を与えてもらえる隣人になれたらいいなと思います。「共有する時」の質を互いに高めあいながら等身大の友好を深めることができる時代がきたのですから。

  在大阪モンゴル国名誉領事館は皆さんに一番近いモンゴルです。この窓口機能をどうぞご活用ください。
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